女性ホルモンUP!でバストアップ・美肌を目指しましょう♪①
女性の体は毎月の月経周期によってコントロールされ、女性ホルモンの分泌サイクルと密接に関係しています。
1ヶ月の中で肌荒れのひどい時期があったり、イライラしたり、逆に調子が良かったりする時期があるのは、
すべて女性ホルモンの分泌と大きく関わっています。
そしてバストアップ&美肌作りは女性ホルモンが正常に分泌されていることが欠かせません!
今回はそんな女性ホルモンを1から勉強しちゃいましょう♪
女性ホルモンは、脳からの指令で卵巣から分泌される二つのホルモンのことをいいます。
妊娠や出産に適した体を作り、女性の美しさを生み出す物質で、
肌や骨にも作用し、若さを保つ働きをすることも分かってきました。
脳から卵巣への指令が滞ると、分泌が低下しうまく機能しなくなる可能性があります。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
エストロゲンは別名『美のホルモン』と言われ、
肌や髪の新陳代謝を促しハリやツヤをキープしたり、
バストを豊かにしてくびれを作り、女性らしい体にする作用があります。
一方、プロゲステロンは『母のホルモン』と呼ばれ、
子宮内膜を厚くふかふかにしたり、体温を上げるなど妊娠を維持するために働きます。
この2つは、バランスが重要!
バストアップしたいならエストロゲンだけがたくさん分泌されたらいいのにと考えがちですが、
エストロゲン過剰によって乳癌や子宮癌のリスクが高まってしまうマイナス要素があります。。
プロゲステロンも一緒にバランスよく保つことが重要です。
ちなみに、女性ホルモンの一生の分泌量は、約ティースプーン1杯分て聞いたことありますか?
しかもこれ、毎日きちんと生成されている場合の話でして、
健康な生活を怠っていると、さらに減ってしまうこともあるそうですΣ(゚д゚;)
分泌量のピークは20代の後半!(あたし!笑)
30代前半くらいまでは安定し、35歳を過ぎる頃から卵巣機能は低下をはじめ、
40代半ばから50代半ばに更年期を迎えます。
女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部と下垂体によってコントロールされております。
この2つから卵巣に指令が行くとホルモンが出る仕組みになっており、時期によってそれぞれのバランスが変化します。
エストロゲンは生理後から排卵にかけての卵胞期に分泌量が増加します。
この時期がひと月のうちで体も心も快調で、お肌の状態も良い時です。
エストロゲンの分泌が多いと、気分が安定してイキイキと綺麗でいられます。
ちなみにバストアップのマッサージは、この時期が一番効果が出ます!!
この時期だけは毎日楽しく大きくなあれと言いながらマッサージしましょう♪
張り切りすぎて力を入れてはダメですよ(笑)
以前、ちょっとだけ試しにとあるバストアッパーさんがブログでお勧めされていたグラマーというサプリメントを飲んでいましたが、たしかにすごい張ってびっくりしました(笑)
サプリメント自体はあまりお勧めはしないのですが、それは間違った飲み方が副作用を起こす可能性があるからです。
全く張ったことがないという方は、生理後から排卵期までの8~10日間だけ、試してみるのもいいかもしれません(*゚ー゚*)
プロゲステロンは排卵後から生理前にかけての黄体期に多く分泌されます。
子宮内膜を柔らかく増殖させて、受精卵着床の準備に入ります。
排卵期を境に、体温も上がり高温期に入ります。
女性にとってはこの時期はあまり体調がすぐれず、楽しく過ごせる時期ではありません。
人によっては腹痛や腰痛、頭痛が起きたり、むくみやすくなったり、
精神的に不安定になってイライラしたり、吹き出物が出たりします。
これらの症状が重くなるとPMS(月経前症候群)と言われます。
でも妊娠にとってはとても大切な時期です。
厚くなった子宮内膜へ受精卵が着床するとそのまま妊娠しますが、着床しなかった場合には
子宮内膜が役目を終えてはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。これが月経です。
このとき、プロスタグランジン(痛みのもと)という物質が分泌され、子宮の収縮を促します。
プロスタグランジンの分泌が増えすぎると収縮が強くなり、子宮の周囲の充血やうっ血に伴って痛みを感じます。
店長も昔から悩んでおりまして、最近は漢方の加味逍遥散を飲んでおります。
次の生理がドキドキ。漢方についてはまた詳しく書きますね。
生理の時期はプロゲステロンもエストロゲンもひと月のうちでもっとも少ない状態になります。
生理終了後から、またエストロゲン優位の卵胞期がはじまります。
今回は保健体育の授業のおさらいでした(笑)
次回は分泌の乱れについてまとめます!
いつも応援ありがとうございます(*´∇`*)
書いている人:Mai Mizuguchi(id:nilufa)
Total Beauty & Health care salon Nilufa代表。
一般社団法人
日本健康心理学会認定 専門健康心理士。
1985年東京生まれ。立正大学心理学部臨床心理学科卒業、桜美林大学大学院修士課程心理学研究科健康心理学専攻修了。
子供の頃から憧れていた臨床心理士になるべく大学へ入学した直後、生理痛緩和のために服用していたピルの副作用から、突如として脳出血を起こし1ヵ月の入院生活を体験。また、最愛の祖父の癌罹患と死別から、身体の健康の重要性・パーソナリティと身体疾患の関連に関心を持ち、健康心理学の専門家を目指す。
また在学中に美容にも興味を持ち、並行してエステサロンのスクールにも通学。大学院修了後は横浜市内精神科クリニックに心理士として就職。復職支援・認知行動療法を中心としたカウンセリングを行い、週末はエステサロンにてエステティシャンとして働く。
"人生はすべて思い通りにできる"という信条からか、若くして独立開業のチャンスを掴み取り、2012年6月Total Beauty & Health care salon Nilufaを石川町にオープン。2016年3月、5年間勤めた精神科クリニックを退職、同年4月よりサロンを元町に拡大移転し、すべての女性の心身の美と健康のために献身する。