バストアップにも、美容にも。情報リテラシーは大事だなと反省した日
お疲れ様です、店長です(・∀・)/
本日はまず大事なお知らせをさせてください。
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さて、本日はブラジャーの使用時間と健康の関係について書いてみようと思っていたのです…が!!
調べれば調べるほどなんだか怪しい方向へ…
最終的に正確な情報でないことが分かってしまいました( ̄□ ̄;)
そこで、はたと気付きました。
その正確でないかもしれない情報を、既にお客様にもたくさんお伝えしてしまっていました。。
この場を借りて、お詫びと訂正をさせてくださいm(_ _ )m
それは下記の情報についてです。
この話、私の口から聞いたお客様も多いかと思います。
これはバストアップの元師匠から教わっており、そのまま鵜呑みにしてお伝えしてしまっていたことをまずお詫びいたします。
今回これについてきちんと調べてまとめようとしまして、初めて検索してみたんです。
そうしましたらこちらの記事が出てまいりました。
ブラジャーを毎日12時間以上着用すると、乳癌のリスクが21倍に増大(米研究)
こちらの記事によるとDressed to Kill: The Link Between Breast Cancer and Bras
という書籍にまとめられた研究では、ブラジャーの着用時間と乳がんとの因果関係について調査した結果、1日12時間以上着用する女性は全く着用しない女性の21倍、就寝時も着用する女性は同100倍も乳がんなど乳房の病気の罹患率が高まるということが分かったとあったそうです。
著者らはブラジャーがリンパ系を締め付け、発癌性のある毒素が乳房内に滞留し乳癌を発症させるのではないかと考えたそうですが、もっともらしい説明を聞くと本当のように思ってしまいますよね。
しかしながらこちらの研究についての反論も調べていきますと、その調査方法と結論に関しては、多くの疑問が投げかけられておりました。
まずブラジャーを長時間着用することでリスクが上がることを証明するには、乳がん患者と罹患していない女性のその他の条件を同じにしないと比較はできないのですが、こちらの研究では、乳がんの既に知られている危険因子の排除ができておらず、関係があるという証拠にはならないとの主張がありました。
また、体液は実際には腋の外側を上昇していくのであって、ブラジャーのワイヤーの方に下がっていって滞留するということは無いとのことです!
こちらの記事はYahoo!ニュースやその他情報サイトにたくさん転載され、そのいくつかは研究媒体が米国立癌研究所であると誤った記載がされてしまっていた記事もありました。
米国立癌研究所では、自身のWebサイトで乳ガンの危険因子に対する誤解として『デオドラントや制汗剤の使用、ワイヤー入りブラの着用、流産や人工流産、乳房の打撲等に関しては、現在のところ、乳ガンの罹患リスクを上昇させる科学的に信用に足る報告は一切なされていない』と注意喚起しております。
というわけで、ブラ着用が乳ガン罹患リスクを増大させるという事は今のところ無いようです。
本当に、きちんと調べずにお伝えしており申し訳ありませんでした。
ですがバストアップという観点で言いましては、やはり長時間締め付けることは血行不良を引き起こし、肩甲骨も固まりバストに栄養が届かなくなりますので、やっぱり長時間の着用はおすすめいたしません。
ついでにショーツもお尻に段ができるような小さい物を着用することは、形が崩れる原因・下半身太りの原因になりますので、でっかいショーツにするかTバックをおすすめいたします。
そんなわけで、店長は家に帰るとノーブラノー〇ンです!
(反省の意を込めて恥を晒してみました笑)
店長は割と素直で信じやすいタイプ(笑)なので、疑うということをついつい忘れてしまいます。
でもこうやって多くの人に情報を伝えるということをしようとすると、間違ったことを言ってしまう危険性をとても強く感じるようになりました。
そのためにブログ書けない病が発症してしまうことが多々あったのですが、私の心のメンター(勝手にw)ワタナベ薫さんがブログでご自分の書かれた意見を鵜呑みにしないように、ということを繰り返しおっしゃっており、逆の意味で、正しいことだけを書かなくてはいけない!という固定観念からちょっと脱却できました。
どんな情報でも鵜呑みにしないということは本当に重要です。
正しいかどうか疑ってみること。疑えば必ず反論も出てきます。
その上で、どの情報を信じて行動してみるかというのは自分の判断ですよね。
私は今後も、オリジナル法を提唱していくカリスマを目指すつもりはありません。
自分が周りが見えなくなってしまうと、お客様を困らせてしまう状況が多々起こってくるからです。
それだけは肝に銘じ、それでも読んでいただく方に有益であるだろうと信じられた情報は、提案という形でこれからもお伝えし続けていきたいと思います!
それではおやすみなさい☆
いつも応援ありがとうございます(*´∇`*)
書いている人:Mai Mizuguchi(id:nilufa)
Total Beauty & Health care salon Nilufa代表。
一般社団法人
日本健康心理学会認定 専門健康心理士。
1985年東京生まれ。立正大学心理学部臨床心理学科卒業、桜美林大学大学院修士課程心理学研究科健康心理学専攻修了。
子供の頃から憧れていた臨床心理士になるべく大学へ入学した直後、生理痛緩和のために服用していたピルの副作用から、突如として脳出血を起こし1ヵ月の入院生活を体験。また、最愛の祖父の癌罹患と死別から、身体の健康の重要性・パーソナリティと身体疾患の関連に関心を持ち、健康心理学の専門家を目指す。
また在学中に美容にも興味を持ち、並行してエステサロンのスクールにも通学。大学院修了後は横浜市内精神科クリニックに心理士として就職。復職支援・認知行動療法を中心としたカウンセリングを行い、週末はエステサロンにてエステティシャンとして働く。
"人生はすべて思い通りにできる"という信条からか、若くして独立開業のチャンスを掴み取り、2012年6月Total Beauty & Health care salon Nilufaを石川町にオープン。2016年3月、5年間勤めた精神科クリニックを退職、同年4月よりサロンを元町に拡大移転し、すべての女性の心身の美と健康のために献身する。